【アンチエイジング医学にもとづく生活習慣改善/漢方のハーブとアンチエイジング】
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【アンチエイジング医学にもとづく生活習慣改善/漢方のハーブとアンチエイジング】
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〔P183-185 メディカルハーブとアンチエイジング〕
ビタミン、ミネラル、アミノ酸、必須脂肪酸を中心とした栄養サプリメントとならんで、さまざまな薬効をもつハーブサプリメントは、通常の食事から補給しにくい。
<ギンコー(銀杏):Ginkgo tree, Ginkgo biloba – 神経系の血流改善作用>
・ 銀杏は漢方薬として、15世紀半ばの中国に文献的記載がある。
・ 近年では、約20年前にドイツにおいてその成分が抽出された。
・ 神経系の末梢循環不全の治療薬として注目。
・ 記憶障害、めまい、耳鳴り、頭痛、不安症などに処方。
・ 間歇性跛行にも有効。
・ 銀杏の葉の抽出物は、in vitroで一酸化窒素を介した血管拡張作用を持つことが報告。
・ 1997年に報告された論文、300名のアルツハイマー患者に1日量として120mgの銀杏葉抽出物を投与し、有効な症状の改善が見られた。
・ 副作用は、1万人を対象に行われた研究で、約1.7%に吐気や胃腸障害。
<エキネシア(和名:ばれん菊):Purple corneflower, Echinancea purpurea – 免疫能向上作用、風邪予防>
・ 米国先住民が切り傷や抗炎症作用を目的にした薬草として利用。
・ 20世紀以降の研究で、エキネシアには風邪の予防と治療効果、ウィルス性の上気道感染症に効果がある。
・ 基礎研究では、エキネシアの抽出物が白血球の貪食作用を活性化すること、Tリンパ球の機能を向上させることが報告。
・ 顕著な副作用はない。
<マリアアザミ:Milk Thistle Silybum marianum – 肝機能改善>
・ ギリシャ時代から、マリアアザミの種には、黄疸の治療効果があることが知られていた。
・ 近年の研究で、種に含まれるシリマリン(Silymarin)という成分に薬効があることが報告。
・ 活性酸素除去作用と過酸化脂質の発生予防効果、さらに5-lipooxygenaseの活性を抑制。
・ DNA依存型RNAポリメラーゼを活性化し肝臓における蛋白合成を促進する作用。
・ 肝細胞の再生能力を促進すると考えられる。
・ アルコール性肝障害やウィルス性肝炎の治療に効果的
・ 薬剤性肝障害にも効果的
・ 常用量は1日あたり200-400mg
・ 軟便になることがまれにある、以外に特記すべき副作用なし。
<セントジョーンズワート(和名:西洋おとぎり草):St. John’s Wort, Hypericum perforatum – 抗うつ作用>
・ 薬効は、抗うつ作用
・ 抽出物には、ノルエピネフリン、セロトニン、ドパミンの再吸収を阻害する作用がある。
・ GABA受容体に結合し、ACTH分泌抑制作用を起こすことも報告。
・ 通常は抗うつ剤として使用。
・ 創傷治癒促進や抗細菌作用などの目的で使用。
・ 臨床研究では、セロトニン再吸収阻害剤(SSRI)との二重盲検法による比較で、SJWにSSRIと同様の効果があると認められる。
・ SJWには肝臓の薬物代謝酵素P450を活性化することが知られている。
・ ワーファリン、テオフィリン、サイクロスポリンなどの薬効が減少する可能性があるため併用時に注意。
・ SJWは薬物運搬作用のあるPグリコプロテインを誘導するためジゴキシンの薬物活性が低下。
<ノコギリヤシ:Say Palmetto, Serenoa repens – 前立腺肥大治療>
・ 前立腺肥大症に効果あるサプリメントとして知られている。
・ ノコギリヤシの実から抽出される脂肪酸とそのエステル:抗炎症作用、成長因子阻害作用、抗アンドロゲン作用があることが報告。
・ この抽出物には5α-還元酵素を阻害しテストステロンからジヒドロテストステロンへの変化を抑制
・ in vitroでは、α受容体を遮断する作用がある。
・ 臨床的にはその効果が広く認められており、欧州では、前立腺肥大に対して最初に処方される。
・ 米国で最近報告された研究結果では、6ヶ月間44人のBPH患者に106mgのノコギリヤシの抽出物を投与したところ、前立腺の大きさやDHT、前立腺特異的抗原(prostate specific antigen; PSA)などには大きな変化が見られなかったが、前立腺上皮退縮や臨床症状の改善が認められた。
・ 副作用はなし。
<ビルベリー:Bilberry, Vaccinium myrtillus – 眼科疾患>
・夜盲症、緑内障、網膜変性疾患、などの眼科領域の疾患に効果的。
・ 薬効は、アントシアノイド(Anthocyanoides)に由来する
・ コラーゲン線維を維持することで、毛細血管からの出血を抑制すると考えられる。
・ アントシアニジン(Anthocyanidin)として60-100mgの投与が推奨。
・ 顕著な副作用なし。
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コメント
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投稿: GComradesQ | 2007年6月 4日 (月) 07時02分